映画鑑賞のノート、再開。

 映画鑑賞の際、記憶を残すため、専用のノートにデータの抜粋と箇条書きの感想をつけています。このところどーしてもブログ用の記事に起こすのが遅くなりがちで、あとから整理するうえでも役立つ作業だったりします。
 ノートには、ユナイテッド・シネマで発売していたシネマダイアリーという商品を使っていました。商品名通り、映画の記録をつけることに特化したもので、題名やスタッフ、出演者の項目に、罫線だけ引いたメモ欄が見開きで並んでいて、一冊につきだいたい100本程度の記録が残せるようになっていた。
 しかし、こんなことやる奴はたぶん少数派なのでしょう、だいぶ前から、物販のディスプレイに並ばなくなっていた。従業員の方に訪ねれば、倉庫から引っ張り出してきてはくれます、が、どんどん数が減っているのは実感してました。

 今年の春先、とうとう、在庫が尽きました。

 販売在庫が減っているのも察して、最後は3冊くらいまとめて買ったのですが、それを使い切り、ユナイテッド・シネマ豊洲に電話で確認したところ、完全にあちらの在庫も払底したとのこと。ちなみに、23区内にあるもうひとつのユナイテッド・シネマはお台場アクアシティなのですが、こちらはオープンした時点で既にシネマダイアリーはオリジナル商品のラインナップから外れていたと見え、はじめから置いてなかった。
 それから半年近く、ず~っと、映画鑑賞のノートをどうするか、悩んでおりました。シネマダイアリーは手帳サイズ、1冊で100本分も書き留められるボリュームも私にはちょうど良かったので、同じようなものが欲しいのですが、これがなかなかない。キネマ旬報などから似たような商品を出していますが、大きすぎたりページ数が少なかったり、帯に短し襷に長し、といった感じ。母に買い物のついでに100均ショップで市販のノートやメモ帳を見つくろってもらったりもしましたが、どれもしっくり来ない。

 そうして長い紆余曲折の末、最終的に辿り着いたのは――コクヨのノートでした。

 なにせコクヨなので、どこでも売っている。ページ数という意味では不満ですけど、そのぶん価格は安い。なにより、項目が記していない分、シネマダイアリーと近い体裁でまとめるのも自由です。
 サイズはあえてB5を選びました。これまで使っていたシネマダイアリーのほぼ倍くらいなので、1ページで同じくらいの情報量が書き込める。また、映画のチラシと同じサイズなのもポイントです。古いチラシが大量に出てきたのを契機に、クリアファイルホルダーにまとめているのですが、サイズを同じにすれば同じ棚に収納しておける。

 というわけで、半年近く頭を悩ませていた問題がひとつ解消した……のはいいのですが、しかし半年は長すぎた。
 現在、そのあいだに鑑賞した映画のデータを、ちまちまと書き留めております。
 1日2、3本くらいずつのペースで仕上げている。もう時間が経ちすぎているので感想は省略してますが、それでもなかなか手間がかかります。まだ40本以上残ってる……。まあ、備忘録も兼ねてますし、これから続けるための仕込みなので、地道に片付けていくつもりですが。

 ちなみに、シネマダイアリーはたしか840円でしたが、新たに購入したコクヨのB5ノートは、ページ数は60ですが、5冊セットにしてamazon.co.jpで500円ちょい……こんな安上がりだと、もう新しく映画専用のノートが見つかったとしても手を出さないな……。


コクヨ キャンパスノート ドット入り罫線 5冊パック B5 B罫 30枚 ノ-3CBTX5。

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