Apple Watchをふたたび着ける。

Apple Watch SE 第2世代を手に入れた!

 ……というわけで、Apple Watch 停止から約20日、けっきょく買ってしまったのである、最新モデル。
 ただしSeries 8ではなく、SEの第2世代にしました。根がガジェット好きなもので、機能山盛りなSeries 8にだいぶ心が揺れたのですが、血中酸素や心電図は必要ないし、ディスプレイの常時点灯も、映画鑑賞に出かけることの多い私としては必ずしも要らない。これまで使っていたSeries 3より若干スペックが上がっている程度のSEで充分なのです。Ultraは、検討すらしませんでした。あのスペックはさすがに私には使い切れぬ。
 ひとつ意識的に変更したのは、これまでGPSモデルだったのを、Cellular + GPSモデルにしたこと。本体の情報を手許で簡単に確認出来ればいいのだから、単独の通信機能は要らない、と思ってきたのですが……けっこう有意義かも、と思い始めていたのです。なにせ、iPHoneとナンバーシェアにしていれば、たとえiPhoneを忘れてきても、通信を使わねばならない機能が使えるし、もちろんそれだけで通話も可能。
 これにはデメリットもあって、GPSモデルであれば、ペアリングしたiPhoneが通信不能な距離になると、表示からそのことが解る。なので、置き忘れを避けやすくなるのですが、なんならiPhoneを家に置いてきても稼働するCellularモデルは、離れてもペアリングが解除されない……と思われる。これを書いている時点でまだ確認はしていないので実態は解りません。
 もっとも、Apple WatchにはペアリングしたiPhoneを呼び出す機能はついている。GPSでも近い距離であれば機能して、家のどこに置いたか、くらいは確認出来るようになってますが、恐らくCellularモデルはどれほど離れていても呼び出せる。そう考えれば、けっきょくはCellularモデルのほうがいい。

 ケースは長方形、バンドと本体+USB Type-C充電ケーブルとに分かれた箱を重ねて、包みこむような形状になっている。前はもっと頑丈そうな箱でしたが、紙資源の節約を図っているのかも。
 バンドは、穴の開いたものが2種類入っていて、それぞれ長さが違う。手首が太いひとに対応するためでしょう。私は短い方でこと足ります。
 バンドを本体に装着してさっそくペアリングを……と思ったら、iPhoneのほうをiOS16にしないとペアリング出来ない。ひとつ前のアップデートも未了だったので、ここだけで30分くらい費やす羽目に。
 ようやくアップデートが終了したので、ペアリングへ。iPhoneでWatchの画面を読み取り設定するだけ、なのですが、「バックアップから復元する」という項目を選択したとき、表示されたキャプチャに慄然としました――最新の画面が、真っ暗になってる。先代が機能停止したときの状態を保存してしまった、という可能性を考えてしまう。ひとつ前のバックアップは正常でしたが、安全策を取って、1から設定し直すことにしました。もともと、そこまで複雑にカスタマイズしてたわけではないし。
 数分程度で無事ペアリング終了。初期設定では切り替えできる文字盤がひとつしかないのに少々戸惑いますが、初期状態で複数の文字盤が簡単に切り替えできる設定だったせいで、いつの間にか望まない文字盤になってるケースの発生した従来のApple Watchより使いやすい。とはいえ、デフォルトのデザインはちょっと馴染まなかったので、いままで使っていた文字盤に近いデザインを採用しました。
 ちなみに通話用の設定は、iPhone側の初期設定で、その場で契約まで結べば簡単に開通する。いわゆるeSIMでの運用らしい。現時点では、家にiPhoneを置いたまま出かけるテストはしてないので、どの程度使えるのかはまだ解りません。追々試していきます。
 まだ設定が終わった程度で、多くの機能は試せてません。しかし現時点で実感しているのは――画面が大きいのがいい。先代は38mm、この第2世代SEは40mmを選んでいて、差はわずか2mm。しかし、この2mmの差がけっこうデカい。文字盤そのものが見やすいし、通知で表示される情報量も多い。地味に助かるのが、付け直したときに求められる暗証番号入力のキーパッドが押しやすくなったこと。確実にストレスが小さくなった。

 ……さて、問題は、先代のSeries 3のほうです。
 未だに、充電器にかけてしばらくしてスイッチを押すと、動こうとする気配はある、けれど画面はまともに表示されない有様。修理に出せば或いは……とも思うのですが、少なくとも私はもう、そのつもりはない。
 そうすると、想い出としてそのまま保管するか、処分するか、の2択になる。前者も一興ながら、忘れた頃に取り出して、電源を入れようとして、万一、発火でもしたらことです。とすれば、やはり処分。
 調べてみると、Apple Storeで回収してくれるようなので、近いうちに持っていこうと思います。銀座か、丸の内かな……。

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