まだ追い込みの真っ最中ですが、お墓参りだけは行ってきました。毎月後半土曜日の習慣で、なおかつ行きつけの蕎麦屋に出かける数少ない機会でもある。気分転換も兼ねて出かけてきました。
往路、幸いに今日は渋滞に巻き込まれることもなく、非常にスムーズに現地に到着。お墓をざっと水で流し、花を供えてお参りしたら、すぐに離脱。早く澄ませれば、そのぶん早く帰宅できて、作業に割く時間も増える。
復路は、途中まで往路と一緒なのですが、半分くらい戻ったところで道を逸れ、蕎麦屋のあるほうへと向かう。画、その手前で、久々にガッツリと渋滞にハマってしまった。1時間も2時間も身動き出来ない、という類ではなく、途中の工事による規制と、その手前で軽い事故があったことが影響して、ごく一部が詰まっていただけらしく、そこを通過したらスイスイと流れはじめた。
しかし、思いのほか長く停滞してしまって、蕎麦や方面の道に入った頃には既に12時半近かった。往路と違うルートに入ったあたりで、蕎麦屋にいちおう電話をかけ、あと数十分で到着する旨を伝えるのが恒例になっているので、ここで電話をかけてみた。
……蕎麦が売り切れていた。
昨年の頭に、一緒に店に立っていた娘さんが亡くなってから、私の母よりも恒例の女将さんが基本はひとりで切り盛りしている。別の娘さんや、その後家族らしき方がときどき手伝いに入っているようですが、それでも年齢を考慮して、昨年あたりから提供する量を決めて、売り切ったらその日は営業を終えるスタイルになった――実はうちがこのお店を知った当時はこのスタイルだったんですが、より数を絞っているので、我が家ではお墓参りの帰りに立ち寄るとき、到着する時間が推定できたあたりで連絡して、ふたり分だけ確保してもらうようになっていたのです。そうしないと、お店の前で引き返す羽目になってしまうし。
だから、電話して売り切れが確認出来のですから、無駄足を踏まずに済んだ、とも言えるのですが……しかし失望感は拭えない。何せこれもお墓参りの恒例であり、楽しみでもあるのですから。
途中でどこかのファミレスに寄り道する、ということも考えましたが、何せそういう寄り道をしたことがないので、どこに店があるのか、果たして土曜日のお昼時に空いているのか、判断する材料も持ち合わせていない。けっきょく、そのまんま自宅方面に向かい、最寄りのコンビニ近くに車を駐めて弁当類を買い、家で食べることにしました。
腹は満たされた、けど気分はもーひとつ満たされません。あの工事さえなければたぶん間に合った。母と、今後はもう少し朝早く出かけるか、と話したのでした……。
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