本日は、月にいちどの透析クリニック通院です。
とはいえ、基本的に何かあるわけではない。自覚する異常がないのですから、血液検査の結果に問題がなければ、また1ヶ月分の処方をしてもらうだけ。先日行った検査については、まだデータが届いていないそうなので、反映は次回の診察まで持ち越し。
今日の診察で重要だったのは、使わなくなった無線LAN中継機の返却……もあるけれど、それ以上に、今月末の旅行に合わせた話です。必要な手紙やデータの手配に、万一、移動手段が使えず滞在が長引いたときのための薬の処方。不要かも知れませんが、なにせこの時期、寒波で飛行機が発たなくなる可能性もゼロとは言えない。備えは必要です。
診察のあと、栄養指導も受けましたが、こちらも特段の問題はなく早々と終了。あとは処方箋や、採血用のキット、それに薬局では処方できない薬を受け取って終了……のはずだったんですが、もうひとつ残っていた。
透析時に用いる血液回路は、機器の仕様やクリニックの処方によって異なる。私がお世話になっているクリニックでは、近々新たにオーダーした血液回路に変更する予定なのですが、これが仕様に問題があったらしい。現物を見せてもらうと、本来動脈側の回路にあるべき、採血などに用いるアクセスポートがない。アクセスポートは静脈側にもありますが、採血に使用するのはあくまで動脈側なのです。ただし、採血をしないときの透析には問題なく使えるため、とりあえず納品された分は使い切る方針とのこと。しかし、それでは採血が出来ないので、現在、手許にある血液回路を幾つか残しておいて、採血のときだけそちらを使うようにして欲しい、という話でした。
こちらとしては、特に困る話ではない。万一、採血に使える回路がなかったとしても、クリニックで用意してくれるそうですし、実のところいま私の手許には、現時点でふた月ぶんほど血液回路のストックがある。問題点を解消した新しい血液回路の導入は2、3ヶ月後には出来るそうなので、手許のストックから何個か残しておけば対応出来ます。
不安があるとすれば、実際に採血のタイミングで、入れ換えるのを忘れて透析を実施してしまった場合です――が、まあ、そのときはそのときです。何にせよ、いますぐに心配する話ではない。
最後のところでちょっと長引きましたが、基本的にはいつも通り、手短に片づきました。長いのはむしろ、処方された薬を受け取ってからなんですが……詰め替えで、結局、夜までかかるんだなあ……。
もう既に旅支度。
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