この前の項でさらっと触れましたが、『Fit Boxing 2 -リズム&エクササイズ-』買いました。
正確には、もう予め購入は済ませ、ダウンロードも終わってました。しかし当日にならないと利用出来ないので、何日か、Switchのホーム画面に製品版のアイコンが表示されているのを横目に前作でエクササイズをしてましたよ。まだ体験版の期限が残ってるので、それでちょこちょこ試しつつ、首を長くしてこの日を待ってましたよ。
朝になり、さっそく試してみよう……と思ったら、のっけからアップデートが実施されて、しばし待ちぼうけを食わされました。このタイミングでかよ。
気を取り直して起動すると、すぐに前作のセーブデータを読み込むか、の確認へ。ここで手間取ることも覚悟してたんですが、こちらは一瞬で片がつきました。体験版で少し遊んでいたので、チュートリアルもほぼほぼ飛ばしてくれた。
と、ここまでは親切なんですが、そこからが少々引っかかる。前作のデータを読み込んで、こちらが経験者であることは解るはずなのに、この『Fit Boxing 2』ではけっきょくまた頭から経験を積まされるのです。前と同じように、体力強化で38分(前作では35分だったのですが、ちょっとだけかさ増しした?)の設定で始めるも、まだコンビネーションなどのメニューは組み込まれず、ストレートやフック、アッパーといった初歩的なものからやり直させられる。インストラクターの衣装とかをもういちど入手し直すのはいいとしても、経験者であればメニューは多めに開放しておく、くらいの柔軟性は欲しい。
まあ、愚痴っていても始まらないので、とにかくメニューをこなす。とりあえずチュートリアルの一環で軽いデイリー・メニューをこなしたあと、改めて自分なりの分量を設定してデイリーをやり直す。基本は38分にしておいて、そのうえで、先にチュートリアルを実施したことや、このあと自転車で外出することを想定して、《軽め》を選択。予想通り、だいたい28分ほどに収めたメニューを提示してくれました。
で、実際にひととおり初日のエクササイズをこなしての感想は――やっぱり、微妙に勝手が違う。
前作はパンチがヒットした瞬間にカウントが入ったはずなんですが、今回はどうも、パンチを放ち、それをホームポジジョンに戻す動作まで含めてようやくカウントされるらしい。つまり、判定のタイミングが違っている。そのせいで、前作で身体に染みついたリズムのままで動いてしまうと、微妙にずれてしまう。前述の通り、序盤はパンチのみのシンプルなメニューしか出てこず、前作であればノーミスでもいけるくらいになっていたんですが、細かくタイミングがずれ、《JUST》ではなく《GOOD》の判定が出てしまう。今のところ、判定の鈍さに起因する《MISS》が出てないだけまだいいんですけど、ちょっと苛立ちは拭えない。
ただし、これまでの経験からして、パンチはヒットした瞬間ではなく、引っ込める動作まできちんとこなすことでエクササイズとしての効果が上がるのも確か。なので、今回の新しい判定においおい順応していくほうが良さそうです。
あと気になるのは、半年続けてもしっくり来なかった、ステップやダッキングなど、身体全体を使った動作の判定がどうなってるのか、という点ですが、それは本格的なコンビネーションがメニューに出てきてから考えます……それとも、動作のレクチャーに特化したメニューで試すことも出来るので、そっちで慣らしておくか。
きょうは出かける前の、時間に制約のある中で試したので、確認したのはここまで。全体に不満を多めに連ねた感はありますが、全体としては好印象です。減点方式ではなく加点方式になったことで、《MISS》カウントが入ったときの悔しさよりも《GOOD》《JUST》が入ったときの嬉しさが増すようになりましたし、背景が多彩になったり、マイデータが格段に見やすくなったのもいい。インストラクターが増えた一方、衣装をはじめから入手し直すことになってますが、継続する楽しみが戻った、とも言える。
既にリリースされている追加データでは、通常よりも厳しめに指導してくれるモードが遊べるようになっているそうですが、それに限らず、メニューの内容や音楽なども順次、差分を提供してくれるとなお嬉しい。今のところ、前作同様にしばらく楽しんでエクササイズ出来そうな感じです。
なお、数日前にSwitchはシステムのアップデートが配信され、スクリーンショットをスマホに転送する機能が搭載されました。個人的に、これがけっこう有り難い。Twitterに送信するか、わざわざmicroSDに記録して、それを読み込ませなければPCで閲覧する術がなく、ブログで画像を紹介しづらかったのです。スマホからPCへの転送は日常的な作業のひとつなので、スマホまで移動出来れば私にはかなり楽。
というわけで、せっかくなので『Fit Boxing 2』のスクリーンショットを貼り付けてみる……しかしこのゲームはプレイ中の撮影はだいぶ難しい。コントローラーの撮影ボタンに指の届きにくい握り方してるから、画面のように、パネルが出てないタイミングでないと撮影出来ないのです。パネルが映ってるときにボタンを押そうとすると、たぶんパンチを外す。きっとすんごいイライラする。
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