帰ってきたぜ、オホーツク。

北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~ 初回特典付き【Amazon.co.jp限定特典】袋とじマル秘ブロマイド同梱(Amazon.co.jp商品ページにリンク)
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『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』に続く、“いまはまだ20世紀か?!”フェア第2弾、本日届きました。特典をあれこれ吟味した結果、私が購入したのはヨドバシ.comでしたが、リンクはまだ特典付きで入手出来るamazon.co.jpのほうで。
 ゲームが届く前にここまでは、と考えていたところまで作業が辿り着いてませんが、耐えきれずにとりあえず手をつけてみました。パッケージ版にはファミコン版も同梱されてますが、まずは綺麗なヴィジュアルで堪能したくて、リメイク版で。
 ……なんか、いきなり驚いたんですが。
 序盤からいきなりファミコン版と違うのです。どう違うのか、は現物に触れてのお楽しみ――起動してすぐに解ることだけど、あえてここでは伏せる。リメイクとしては真っ当なやり方かも知れません。
 しかし、ある程度進めると、ちゃんと記憶のあるストーリーが始まる。何でも、イラストはすべて新たに書き起こしたそうですが、物語中の構図はそのまんまなので、綺麗になってるけど当時を知る人間には懐かしい。進展のないコマンドを選ぶと延々おんなじことを言い続けるのもあの頃のまま……こうしてみると、『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』はやっぱりフォロワーであり、そのレスポンスの不自然さをなるべく払拭しようと工夫してたんだな、と実感。でも、あえて当時のテキストをそのまんま活かしているこっちのリメイクも私は好きだ。
 調べていくうちに、それほど間を置かず物語は北海道へと舞台を移し、ここでタイトルが表示されるのも、確か当時のまんま。結構な勢いで新たな被害者が出たところで、とりあえず今日はいったんやめておきました。
 少なくとも本筋については、当時の作りに変更を加えていないようで、ぐるぐるおんなじところを巡らされる“作業”感は否めませんが、それも含めて愉しむべき作品でしょう。当時を知らない人は、昔のAVGは基本こんな感じだったのだ、ということを体感してくれ。
 ……それにしても、当時もうっすら思ってはいましたが、知識が増えた今の私には、北海道に舞台を移してからの移動が凄まじすぎて笑いたくなります。貴方達、コマンドひとつでいったい何十キロ移動してるのよ。そしてみんな、なんでおんなじ場所から動かないのだ。

 ちなみに初回版には、サントラから厳選された曲を、当時の電子音の面影を残しつつ現代的なアレンジを施したCDと、オリジナルのパソコン版発表時と、ファミコン移植版がリリースされる前後に雑誌『LOGiN』で発表された記事や広告ページなどを収録した冊子が附属してます。私にはこれもまた嬉しい。

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