1月12日に、2025年9月リリースの『ほんとにあった!呪いのビデオ113』を鑑賞。ライブ配信をしながらの帰り道に遭遇した恐怖《焼け跡》、推しのMV撮影が行われた駅で、撮影者が不可解な事態に陥る《地下出口》、スタッフをも巻き込んだ怪異の連続の最終章《終・黙示録》前後編など、全8篇を収録。
……また111巻飛ばされた……3部作の第1話観ないまんま、完結篇観る羽目になった……。
とはいえ、もう届いてしまったものは致し方ないので、まずは鑑賞。
このシリーズの長篇は毎回、ちゃんとざっくり粗筋を提示してくれるので、いちおうざっくりと成り行きは把握出来るんですが……やっぱりこの連作は順番に、なるべく間隔を短く楽しむべきだと思う。スタッフが味わっている動揺や恐怖がいまいち伝わってきません。特に結末は、最初から順々に観て触れたかったなー。
しかしそれでも展開の異様さ、迫り来る不気味さは実感出来る。次第に透けて見えてきた目的の異様さ。それがさながら大きな呪いのようで、例えば調査しているのがただの興味本位の素人なら、そろそろ尻込みしそうなところだけど、これまで危険な領域にあえて踏み込んでいったこのシリーズだからこそ
長篇以外のエピソードは、相変わらずレベルが高い。怪異の記録された瞬間にだけ関心を絞ると、飛び抜けて出来がいいわけではないのですが、現実部分に不自然さがなく、だからこそ不可解さ、異様さがしっかりと浮き彫りになる。
今回、出色だったのは《地下出口》です。要素は『8番出口』さながらですが、MV撮影地の聖地巡礼、という決して珍しくない現実と地続きのシチュエーションが、急激に異様な事態に陥っていく。怪奇ドキュメンタリーでも一時期、ループに取り込まれるような展開が持てはやされてましたが、それとも違う異界感は新しい恐怖になっている。
《秋の月》や《シリーズ監視カメラ・河川下トンネル》は映像的にパターン化したものではあるけれど、しっかり効果を挙げているし、《Ghost》も映像的には類例のあるものだけれど、導入と結末のせいで不気味さを増している――処分するな、とは言えないしねえ。
というわけで、基本的には今回も高水準で楽しめた……のだけど、やはりこのシリーズ、とりわけ夏場の連作は順番通りに観るべきだ、と痛感しました。
これに懲りて、未だ巡り逢えない111巻と、つい先日リリースされたばかりの114巻はシリーズものが順番で送られる設定にしました。これを設定すると、在庫が揃ったときに続き物が2巻セットで届いてしまうのがあんまり私の趣味ではないんですが、ことこのシリーズに限っては、順番が狂うより2巻セットで届く可能性のほうがまし。
……やっぱり連作は、順番通りに観るべきだよ。[レンタルDVD鑑賞日記その926]
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