初めての単品レンタル、のその1。

 あちこちの月額レンタルサービスを試しているなかで、一部単品レンタルでも通常より安めのサービスを実施しているのに気づき、こちらも試してみることにしました。有料ですが、4枚借りても大した額にはならないので――とは言い条、こちらは期限がきっちり設けられているし、返却する際も必着がルールなので、それも含めて注文する必要がある。今回も例によって『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズばかりで、内容は短いものの集積、全体の尺も長くて1時間半ですから、やりくりすればそこそこの数をまとめても消化できるでしょうが、忙しいときは延滞の危険が出てくる。内容、尺の長さなどと相談しないとならない分、根本的にめんどーな仕組みだと思います。

 ともあれ本日、月額レンタルの新しい分と一緒に4枚届いたので、さっそく2枚を鑑賞。

 まずは、『ほんとにあった!呪いのビデオ』(BROADWAY・発売)。番号なしです。記念すべき第1作です。ナレーターが違います。現在名物ナレーターになった中村義洋監督が、スタッフとして顔を出してます。1本を無茶苦茶丁寧に検証する一方、細かいのを短い尺で連ねています。現在のスタイルに通じるところもある一方、全体の趣はかなり違っていて妙に新鮮。このあとリリースされる作品に較べて、流出したりテレビで使われているものが少ないので、その意味でも新鮮だったのですが、言い換えればネタとしては弱い傾向にあるのも事実。続けていく上でのパイロット版、という感じでしょうか。

 続いては、『ほんとにあった!呪いのビデオ2』(BROADWAY・発売)。まだナレーターは中村監督ではなく、手法も第1作寄りで、個々のネタの扱いが軽い。ただ、前巻に比べると、のちのち他のところで流用されたり、名作としてネットに流れているものも多く、そして初めて“観ることで呪いが感染するかも知れない”という類のネタを扱っている点で、シリーズにとっては1作目よりも重要な位置づけにある、と言えそうです。

 単品レンタルで借りたものはあと2本残っていますが、そちらはあした以降――と言いつついま横で観ていたり。今度は最初のほうから辿っていこうと思い、『ver.X』と『ver.X:2』を借りてあるのですが、『ver.X』でまさについさっき観たばかりの『2』のネタを蒸し返しているのにちょっとびっくり。

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