『懺・さよなら絶望先生』第6話 マディソン郡のはしか/夜の多角形/ライ麦畑で見逃して パート2

 はしかは若いうちに罹っておけ、即ちマイナスの情操教育を説く『マディソン郡〜』、角は多ければ多いほど円に近づくという『夜の多角形』、意外と生活に優しいスルーライフを描く『ライ麦畑で見逃して パート2』の3篇。

 演出手法の冒険はなし、その代わり原作の選び方に工夫があります。結果的に今回は全部糸色先生のクラスにおける爛れた人間関係がテーマになってますから。さり気なく謎の一年生も連続で投入されてるし。

 しかし今回、いちばんのポイントは大浦加奈子さんが初めてアニメに登場したことかも。原作で読んだときから思ってましたが、この娘、油断すると無駄に尺を奪っていきます。今回はけっこうバランスを保っている――ように見えますが、実は微妙に他の部分を削っている気がする。

 さて、影武者ネタで繋がった3話を6分割する趣向も今回で一段落したわけですが、来週はどー出るのでしょう。他にこんな繋がっているネタあったっけか。

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