レンタルDVD鑑賞日記その29。

 借りてから20日ぐらい経つので、いくら延滞金なし、返す順番も調整可能な方式とはいえ手許に置く時間が長すぎると思い、2日連続ですが取り急ぎ鑑賞しました。

 ロブ・ゾンビの監督第1作の続篇、ではありますが、キャラクターを引っ張っているだけで雰囲気はかなり別物。殺人鬼サイドのロードムービーのように描いていたかと思うと、終盤では復讐に狂った保安官が逆に殺人鬼を翻弄して、とどめはアメリカン・ニュー・シネマ風の結末。あまりにも意表をつきすぎた成り行きが不評のようですが、撮り方や演出は巧みだし、あらゆる趣向をひっくり返して観客の度胆を抜く、という意味ではとても巧く行っている。ただ、多くの観客が結末を受け止めやすくなるような工夫がもっと必要だったよーな気はしますが。私は愉しかったんですけど。

 さて、次は『ハロウィン2』……といきたいところですが、果たして無事に日本で公開されるのかどうか。前作の配給会社はあぼーんしているし、どっか拾ってくれるのかしら。

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