レンタルDVD鑑賞日記その338。

 昨日に続いてレンタル鑑賞。なんでこんなに慌てて、このタイミングでこれを観ているのか、映画ファンなら察していただけると思うのであえて説明はしません。

 全篇通して観るのは初めて、のはずですが、やっぱり有名なシーンと結末を知っているので、せっかくの驚きが損なわれているのが残念。とはいえ、それでもスリリングで見応えがある、というあたりが傑作の傑作たる所以でしょう。現代に同じ題材を扱ったとしたら、きっともっと薄汚いグロテスクな映像になるだろうものが、非常に上品に、美しく切り取られているのが、いま観るときのいちばんの驚きかも知れません。

 ……ほんとうは今日は、朝から映画館まで足を運ぶつもりでいたんですが、陽気が大荒れすぎてやめました。こんな日に六本木ヒルズに行くのは自殺行為です……折りたたみ傘、2回ぐらい潰してるんだ私は。で、夕方になって不意に、これを観ておかねば、ということを思い出し、雨の止んだ街へ自転車で繰り出して借りてきた次第。同じ目的で借りている人が多いのか、TSUTAYAのサイトでマイページに登録してある店舗のほとんどで貸出中のマークがついていましたが、最寄りの店舗には残っていて助かりました。

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