たまに本読みの血が蘇る。

 最近はすっかり映画を観るのが趣味の最たるものになってしまってますが、読書もしています――ただし、スピードはだいぶ遅くなり、時間をかけてちまちまと読むスタイルになってはいますが。
 しかし、当然ながら、興が乗ってくるとページを繰るスピードにも勢いがつく。小説がクライマックスに近づけばなおさらです。近頃は、出かけるときは文庫や新書など小さめの書籍を読む一方、自宅では四六判など、横になって読んでてうたた寝したら顔に怪我をしそうな本を読む、という形にしている。これが同時進行なので、たまに両方がほぼ同日にクライマックスに到達してしまう場合があります。そうなったら、どうして勢いを止めていいのか解らない。
 というわけで、今日は久々に本読みに返り咲いた1日でした。さっき四六判の山本兼一『利休にたずねよ』を読み終わり、いま文庫の古典ミステリが残すところ100ページくらいまで来てます。ほんとはきのう観た『ようこそ映画音響の世界へ』の感想を仕上げるつもりだったんですが、気になって仕方ないので、明日に回します。

 勢いづいたあまり、文庫本のクライマックスの傍らで在庫を掘り返し、既に新しい本に手をつけてしまっていたりする……そっちは平易に書かれた歴史読本で、切れ切れに読むと前後が把握できなくなる類の内容ではないので、ゆっくり読むつもりですけど。

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