週末は映画鑑賞。

　しかも本日は二本。片方はレイトショーで観に行ったため、今日中に感想を書く時間を見つけられませんでした。ゆえにひとまず成り行きと簡単な感想のみ。

　終日雨降りだったので移動は電車を利用しました。お陰で読書はそこそこに捗る。たまに読書するためだけに電車に乗ろうかと思うことがある、いや本当に。

　まず午前中に観た一本目は本日初日、ジョニー・デップが『ピーターパン』の原作者を演じて現在アカデミー賞有力株のひとつに数えられている『ネバーランド』(東芝エンタテインメント・配給)。あんなに満杯になった日比谷映画を見るのは久し振りのような気がします。映画としての出来も極上。決して甘すぎず、けれど苦い一方でもない後味が素晴らしい。詳しい感想は後日、この辺に。

　観賞後いちど家に帰り、食事を摂ったり感想の下準備をしたり（地味に面倒）昼寝をしたりしたあと、夕方にふたたびＪＲ有楽町駅へ。今度は丸の内ルーブルにて先行レイトショーが行われた、豪華キャストが再結集したクライム・コメディ『オーシャンズ12』(Warner Bros.・配給)。いつからか出来てしまった、ブラッド・ピット出演作品は実施される限り先行レイトショーで観る、という自分のなかの鉄則を厳守してきました。キャラクターの活かし方は前作よりだいぶ劣りますが遊び心とユーモアはレベルアップ、構成で見せる手管も巧くなってます――が、個人的には途中の大ネタだけでほぼ満腹でした。あれやられたらもう笑うしかないだろ貴方。詳しい感想は後日、ここら辺に。とりあえず、プログラムを買っても観賞後まで読まないように。そしてこれから観ようとする人にあんまり喋りすぎないように、とだけは注意しておきましょう。