火曜日はTOHO CINEMAS系列で会員限定のシネマイレージ・デイなるサービスを実施している、というのは何度か言及したとおり。本日もそのために映画を観に行く予定をだいぶ前から立ててました。が、週末に回線工事が待っており、それまでにもうちょっと部屋の中を動きやすくしておきたいので、今日は止めておいて来週の映画サービスデーにちょっと気張ってまとめて観るか、などと考えつつ、観るつもりだった作品に関係する自分の記事を眺めていて――凄いことに気づいてしまった。これは一種の運命だ、と悟って潔く映画鑑賞へ。ツッコミ無用。
ちかごろ六本木に行くときは「本を読みたい」という理由で電車での移動をメインにしてましたが、そろそろ道を忘れそうな気がしてきたのでバイクにて。劇場内は、割引サービス実施日とはいえ対象が会員に限られているため混雑している様子はなし。が、ほのかな違和感を覚える。よくよく観察してみて解りました。他の日、土日や毎月一日のサービスデーはカップルや親子連れが多く単独行動の私はほのかな疎外感に見舞われることがたまーにあったりするのですが、今日は明らかにお仲間が多い。私の前にチケットを購入していた、ひとりで来場したと思しき男性の様子を見ていると、レジの液晶に“シネマイレージ・デイ”と表示されてました。別のレジにも、どー考えてもひとりと見える方が。妙に安心します。
習慣に従ってまずプログラムを購入、そのあと飲物を選ぶ。そういやここではコカコーラのC2をメニューに載せていた、とふと思い出した。このところ近所でも探すのが難しくなっているので、せっかくだから飲んでみるか、とメニューを眺めてみると。
…………該当箇所が塗り潰されてました。
ほのかに落ちこみつつ、普通のコーラSで我慢しました。やっぱりなあ……。
余談はさておき、本日鑑賞したのはロバート・ラドラム原作、『ボーン・アイデンティティー』に引き続きマット・デイモン主演にて製作されたスパイ・アクション『ボーン・スプレマシー』(UIP Japan・配給)。いったい何が運命的だったかというと、前作を劇場で観たのが二年前の今日と同じ日だったから。三作目『ボーン・ウルティマティム』の映像化も実現して、同じ時期に日本に入ってくるようならやっぱり2月22日に観てやる。
前作より面白い、という噂に間違いはありませんでした。こいつは秀逸。相変わらずリアリティのあるアクションに緻密なストーリー展開が深化し、ブラッド・ピットの新作に携わる関係で製作総指揮に廻ったダグ・リーマンに代わってメガフォンを取ったポール・グリーングラス監督のお家芸らしいドキュメンタリー・タッチも相俟って完成度が増してます。『オーシャンズ12』ではどこか間の抜けた若者を好演していたマット・デイモンが一転、格好良すぎる“追跡者”ぶりを披露してくれます。気が早いかも知れませんが、今年のアクション映画ではトップ候補の一本。詳しい感想は明日以降、この辺に。
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