深川は箱を手に入れた!

 部屋の片づけをしたくてもあちこちにうずたかく積もった本などを詰める箱がない、という悩みに長いこと見舞われてきましたが、ようやく解決の糸口を掴みました。わりと身近に梱包の会社があったので、そこにお願いして分けてもらったのです。

 これまで重宝していたのは元バイト先の書店にお願いして譲ってもらったりわざわざ代わりに買ってきてもらっていた日販の箱。なにせ書店の取次で使用しているものですからサイズが極めてちょうどよく、文庫本なら八列に並べてきっちり収まり、ハードカバーと新書判とを混在させても空間が出来にくい。が、元バイト先の経営者が交代したことで取次も変わってしまい、日販の箱が入ってこなくなってしまった。余所の取次でも適当なサイズのものはあるでしょうが、それ以前に新しい店の方にあんまり頻々とお願いするのも気が引ける。そういったわけで長いこと箱を手に入れるところがなく悩んでいたのですが、ようやく解決しました。

 但し、愛用していた箱とまったく同じ大きさのものはなく、すべての寸法がやや大きめか小さめのものしかない。しかしそうそう贅沢は言ってられません。ひとまず大きめの方を五つほど購入して、試しに詰めてみることに。

 ……ちょっとでかすぎた。

 考えていたより深さがありすぎました。途中まで入れた時点で移動させようとしたら、それで既に重い。だいたい中途半端に詰めた状態では目一杯のときより持ち運びがしにくいものですが、それでも重心が取りづらいほど傾くというのは本を詰めるには適当でないという証拠。ひとまわり小さいものを選ぶべきでした……大きい箱には別のものを詰めることとしよう。

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