今度は日比谷シャンテ・シネが。

 改装だそうですよ。きのう初めて知って驚いていたら、今日恐らくシャンテ・シネ会員に対するお知らせという体裁なのでしょう、封書にて通知が届きました。来週末の6月4日から7月8日まで閉館だそうです。併せて、料金割引やプログラムとの交換可能チケットなど会員特典の有効期限を、一部を除いて約一ヶ月延長するという旨。

 この劇場にはあまり不満を抱いていなかった(ときどき従業員の対応に苛立ちはしましたけど)ので、一瞬首を傾げたのですが、よくよく考えると確かに設備自体はだいぶへたってました。段差が多かったり、シートもスクリーンによってボトルストッカーがあったりなかったり、と細かな問題があったので、それを一気に解消するつもりなのでしょう。ついでに単純な入れ替え制だったのを、初回以外は全席指定に変更するとのこと。この辺は最近の流れでもありますし、まあこちらも改装は自然な流れだったのかも。

 環境が快適になるのは観客として大変喜ばしいのですが――一方で、なんか次第にどこの劇場も似たり寄ったりになってきているのがちょっと淋しかったり。渋谷のライズXほど異様に個性的である必要はありませんが、多少設備が古くても構わないような気がしてます。ロードショー中心ならば兎も角、ミニシアターは内容が勝負なのですから、尚更に。

 と、何だかんだ言いつつ、リニューアル・オープン当日には駆けつけることになりそうです。折良く、日本での配給元が公表される以前から楽しみにしていた『アルフィー』がこけら落としの一本に選ばれたようですし。

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