結局おしまいまできっちり付き合ってしまいました。眠い。
なるほど、話題になったのも頷ける出来。怪奇描写もさることながら、現場の空気を明確に伝える映画撮影の様子が秀逸で、この時点で既にホラーを基盤としながらも他のジャンルに打って出る可能性を窺わせています。
ただ、そのぶんクライマックスが変に大袈裟で荒唐無稽すぎるのが残念。その後の雰囲気の描写もいいだけに、余計にこの微妙な筋書きが引っかかります。まあどちらにしても、観ておく価値のあった作品であることは間違いなく。頑張って起きていた甲斐がありました。
そしていま私は、怖いビデオをまとめてDVDに焼いているのでありました。
コメント
観ていなかったんですか。クライマックス、劇場版とディレクターズカット版の2種類が存在して、微妙にオチが違いますよ。
ほぼ同時刻、私は旅行先のホテルの有料チャンネルで『邪願霊』なぞ観て爆笑してました。これはダメだと。
2種類じゃなかった。私が見方を間違えただけみたい(;´д`)
いや、ほんとーに1999年以前の映画ってほとんどチェックしてないのです。特にいまだレンタル・ビデオなどを利用する習慣がないので、セルDVDが出ていないと尚更に。
しかし、『邪願霊』ってタイトルからしてやばげで、却って興味をそそられるのですが。
『邪願霊』は小中千昭ならではの視えないモノネタですけれど、そっち系のコツを掴んでいる人なら「あっ、そこだ(笑」と冒頭から間違い探しの世界に突入できます。
そういえば、『女優霊』について風野さんが面白いアプローチの感想を書いていたのを思い出しました。
http://homepage3.nifty.com/kazano/diary0003c.html#25