化物三連発。

 月曜日の『妖怪大戦争』、きのうDVDで鑑賞した『ゾンビ [米国劇場公開版]』に続いて本日も化物映画を観に行く。

 例によって行きがけに買い物を片付けつつ向かった場所は前回から一ヶ月ほど空けてのVIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ……ひと月程度で再訪してれば充分頻繁だとは思うが。しかも実は明日のぶんのチケットもついでに購入してる。

 それにしても週末の六本木界隈は酷い。平日でも七時以降に六本木交差点付近を通りかかるとバイクでさえ抜け出すのに一苦労なのですが、それが金曜夜ともなるとどーしようもない。六本木ヒルズ界隈もえらいことになっていて、またしてもバイクの駐輪場が満杯になっていたので、ちょっと離れたところに駐める。メトロハット付近のバイクだけ排除して、周辺にバイクを溢れさせるがままにしているよーな施設に歩行者の迷惑とか渋滞の緩和とか語って欲しくないんだが。本当に誰か作り直してくれませんか、この施設。

 そんな風にねちねち繰り言を口にしつつもなんべんも訪れているあたりで察していただけるでしょうが、映画館としてはいいのです、ここ。混雑時の対応能力が低いのが難ですが、座席の作りも映写設備もいいし、会員に入っておけば特典もある。今日観る作品、本当は改装なった有楽町スバル座にて鑑賞するつもりでしたが、ポイント欲しさにまたしてもこっちを選んでしまいました。ごめん。

 作品は、きのう「観に行く」と言ったばかりの、ジョージ・A・ロメロ監督最新作ランド・オブ・ザ・デッド』(UIP Japan・配給)。きのうの『ゾンビ [米国劇場公開版]』の感想では、果たしてこのレベルの満足度を与えてくれるか心配していましたが、思いっ切り杞憂でした。それはまあ、完璧に肩を並べるとまでは行っていませんが、間違いなく後発のどのゾンビ映画よりも太い芯が通っている。繰り返しゾンビ映画を製作し、独自の世界観を積み上げていった名匠ならではの作品です。詳しい感想は後日、このへんに。しかしアーシア・アルジェントはもうちょっと違う役柄を開拓できんもんだろうか。嫌いではないけど。

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