密かに百冊越え。

 書き忘れてましたが、昨日の『摩天楼の怪人』が今年百冊目の読了本となりました。今年は読んだ本ほぼすべて感想をアップしているのに数が一致しないのは、整理の都合上、上下巻はそれぞれ一冊ずつとして数えているため、今野圓輔『日本怪談集 幽霊篇(上)(下)』とジェレミー・ドロンフィールド/越前敏弥[訳]『サルバドールの復活(上)(下)』が二冊としてカウントされているから。戸松淳矩『剣と薔薇の夏』を意地でハードカバーで読んだりしていなかったらもう一冊分だけ早く百冊を超えていたことになります。

 なので、次に読み終えた本が今年百本目の読書感想の対象となるわけなのですが……そのせいで妙な迷いが生じていたり。当初用意していたのは、このところ飢えていたあの作家の作品なのですが、今日の夕方、在庫調査をしていて発見した軽めのものまで思わず読み始めてしまった。仮に同じペースで読み続けたとしたら、間違いなく今日発見したもののほうが先に片づいてしまう。いきなり手をつけてしまうくらいですから、無論好きな作品であることには違いないんですが……これを節目に持ってくるのはどうだろう。他人にとってはどーでもいいことではありますが、ちょっと悩みます。

 風邪のほうはもうちょっとで完治しそう。やや鼻水の量が増えていますが、鼻声にはなっていないし、最も苦しめられていた咳は生活していて気にならないレベルにまで減りました。そろそろ作業に復帰したい、と思っていたのに、途中から『小説エマ2』にかまけていたのは、これを今日中に片付けられれば、私にしては珍しい十日連続での読書感想アップが出来る、と気づいたから。こちらも他人様にはまっったくどうでもいい理由だと承知しつつ、とりあえず達成だけしてみる。どのみち、明日あたりからは本格的に作業中心に戻すつもりなので、読書のペースを落とさないように試みるにしても、明日読み終えるのも当日中に感想をアップするのも無理だし、言い訳の立つうちにこれぐらいまでは片付けておきたかった、というのもまた本心。

 昨日・一昨日となるべく薬を飲まない方向でやっていましたが、昨晩いちど鎮痛剤を服用してしまったし、油断するとまだぶり返してきそうなので、まずは鼻水を抑えておくためにも、夕方本を買いに行ったついでにこのあいだまで使っていた風邪薬を買ってきて、夕食後に服用。これが空になるまでに完全復帰したいところ……そのためには、金曜日にある徹夜イベントは、やはり大事を取って回避したほうがいいかなあ。もう一日様子を見よう。

 ちなみに、最近水曜朝の恒例になっていたアニメ版『エンジェル・ハート』の感想が今日アップされていないのは、昨晩何故か放送がなかったからです。別に止めた訳じゃありません。

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