お約束通りにフライングで購入してきました、中島みゆきの最新アルバム『転生』より、いちばん楽しみにしていた曲を。
今日は夕方からmixiつながりの方と一緒に映画を観てきた都合でまだ全部を通して聴いてはいないのですが、基本的にメロディはだいたい解っているのです。というのもこのアルバムは全曲、夜会『24時着0時発』で使用したもので出来ているから。とりあえず劇場で観たときから大好きだった『サーモン・ダンス』とアルバムのトリを飾る『無限・軌道』だけ聴いたのですが、アレンジについてもあまり弄っていない模様。単独の楽曲として成立させるために間奏が長くなっていたり、伴奏の露出が激しくなったり、『無限・軌道』に至ってはブリッジを追加しているようですが、基本的な曲想は変わっていない。『紫の桜』のようにまるっきり趣を違えてしまうのも面白いのですが、解釈を変えずに楽曲単体としての完成度を高めるこういう作り方もまたアリでしょう。
夜会上演のなかではコーラスや客演が歌っていた曲を、解釈はそのままに中島みゆき自身が歌い直している点でも、アルバムとして再度提示した意義があると感じました。若干心配していたのですが、いま聴きながら書いていてもけっこう手応えがあります。あとでじっくり聴こ。
コメント