『イッテＱ！』の謎。

　テレビ朝日系列の『内村プロデュース』終了と入れ替わるように始まった日本テレビ系列の番組『イッテＱ！』。あんまりタレントに寄りかかりすぎているのが気に掛かるところですが、毎回それなりに面白いので、第一回から継続して見続けてます。

　番組としてはまだ色々と試行錯誤している段階のようで、三回目ぐらいから観覧者の審査によってクイズの出来に値段を付けるというシステムを採り入れ、先々週の安田大サーカス出演の回からはテーマをしりとり形式で次に繋いでいく、というかたちに変更していました。確か安田大サーカスの回が“秘境”で、続く先週の杏さゆり出演の回が“ウェディング”、でその杏さゆりが次回のテーマに出したのが“グラビア”でした。番組の最後に次回の映像が流れ、既に撮影も終了している様子、だったのですが。

　続く昨晩の放送で流れたのは“グラビア”の話ではなく、夏川純取材による“青森”編、でした。

　テーマのしりとりはちゃんと続いている。次週の予告として紹介されたのは、FUJIWARAの藤本が“漁師”をテーマにクイズ捜しに赴いた、というもので、“グラビア”→“青森”→“漁師”とバトンはちゃんと渡っている。なのに、“グラビア”が放送されてない。一回見忘れてしまったのか、とも思いましたが、何故か律儀に保存してある先週録画分のデータは杏さゆりによる“ウェディング”の回であり、ちゃんと欠かさず見ているのは間違いない。

　いったい“グラビア”の回は何処に行ってしまったんでしょうか。そしてあそこを一回飛ばしたことでなし崩しになってしまったしりとり方式は、このままなかったことにされてしまうのでしょうか。ていうか、確か“グラビア”の回の担当はビビる大木だったと記憶しているのですが、いったい何をやらかしたのだあの男は。いま私は、“グラビア”の回が飛ばされた理由と具体的な内容が知りたくてたまりません。

　……ま、こうしてネタにしてしまったことで満足して、来週の回を見ている頃にはすっかり忘れ去っているのが関の山、という気もする。