ほんとは今手懸けている作業がひと段落してから、今年最後の映画鑑賞に赴くつもりでした。が、いったんこれと定めてしまった作品は3時間もあるため、時間をうまく見定め、かつよほど気合を入れたうえでないと足を運びにくい。しかも、諸事情からVIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズで鑑賞することは決めていたのですが、ここの時間割がどうにも微妙で、午後以降の回は私にとって色々と問題がある。
――そんなこんなで、いちばん適当そうなのは本日、午前中だという判断になった。某氏の東京来訪に合わせて本日開催された飲み会は断っておいて外出するのはちと気が引けましたが、勘弁してください。
前回の経緯もあるので、ちょっと警戒しながら訪れたのですが、今回は特に問題なし。こんな企画を実施しているわりには従業員の対応がおおむね無愛想、という点が理解しかねましたが。
今年たぶん最後、122本目となる作品は、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が、自身が映画業界に踏み込むきっかけとなったSF秘境冒険映画の名作を愛情たっぷりにリメイクした娯楽超大作『キング・コング』(UIP Japan・配給)。先日の『SAYURI』同様に世評が安定しているので心配はしてませんでしたが、その期待を大幅に上回る傑作でした。これぞ活劇、これぞ娯楽大作。詳しい感想は、「金髪美女でお手玉。」からどうぞ。……あれ、絶対酔うと思う。
開始は11:00、終了は14:20ぐらいでしたが、時間の経過はほとんど意識しない面白さでした――が、躰のほうはそれ相応に疲れていたので、まっすぐ帰宅したあと、軽く昼食を摂ってから布団に潜ると、18:00まで昏々と眠り続けたのでした。すぐに昼寝することを考えて、パソコンを起動する準備もしていなかったから、それで『ARIA』最終回の感想のアップもあんな時間になったわけなのです。あー、もう作業する時間もあんまし残ってない。いやその前に今日の見出しも決めてないっ!
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