先週発売の、舞台挨拶つきの回のチケットは買い逃しましたが、それでも早く観たいには変わりなかったのと、ちょうど六本木ヒルズの映画館に行く理由もあったので、迷う余地なく作品を決めて移動開始。天気予報が軒並み雨だったので、まだ降り始めてはいませんでしたが、バイクは止めて電車を利用しました。
到着したのは午前9時ごろ、いつもなら大した人出はないのですが、今日はチケットカウンターに早くも列が出来ている。座席もけっこう埋まっているようで、最初は中央以降の左右端寄りの座席を勧められました。さすがにわたし好みの前列寄りは楽に中央付近が取れましたが、いざ劇場に入ってみれば、そのあたりもどんどん埋まっていく。年末年始とやたらキャンペーンを打っていたので、やはりそうとう注目度は高いのか。
というわけで本日の鑑賞作品は、三谷幸喜監督四年振りの新作、大晦日のカウントダウン・パーティーを間際に控えたホテルで繰り広げられる様々な騒動を、豪華キャストのアンサンブルにてリアルタイムで描くコメディ『THE有頂天ホテル』(東宝・配給)。三谷監督の映画はコメディといいつつゆるめの笑いをじわじわと揺り起こすものが続きましたが、これは笑えるという意味でも良質のコメディでしたし、豪華キャストのアンサンブルとしても見事。盛り沢山の満足感が味わえる作品でした。詳しい感想は、「たぶん田中直樹もいた。」からどうぞ。クレジットで確認するのを忘れてましたが、序盤のあるシーンでほとんど後ろ姿だけだったある人物がたぶんそう。これからご覧になる方はちょっと注意してみてください。他にもちらっと登場した有名人が無数にいる、という話ですが、もう中盤以降は人が多すぎて一回じゃ無理です。
観賞後、六本木地下にあるよく行く店で食事……のつもりでしたが、また閉まっている。近ごろいつもこうだ。営業を止めたのか、と勘繰りたくなるくらい開いたときに行き会わないのですが、しかし店の窓などに貼られたメニューは変えている痕跡があるので、営業時間がわたしの行動パターンと噛み合わなくなっているだけかも知れず。なんにしても、この近くで食事が出来ないのは色々と面倒なので、並びにいい店がないか、ざっと探してみましたが手応えなし。気になる店はあれど、店頭の説明書きから危険な匂いを嗅いでしまったのでスルーしました。
結局六本木界隈で食事を摂るのは諦め、地下鉄でいったん秋葉原に赴いて簡単に買い物をしたあと、自宅近所のコンビニでカレーうどんを買って済ませました。
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