本日、うちの飼い猫・カーロが永眠しました。まだ引っ越してくる前に自宅近所で、カラスに襲われかかっているところを拾ったので、正確な年齢は解りませんが、そのとき掌大でしたので、うちに来てからのおよそ13年半がそのまま享年だと思います。
そもそも生まれて間もなく淘汰されかかっていたぐらいで躰は弱く、成長しても世間の仔猫程度の体格でした。のちにそこそこ頑丈にはなりましたが、過剰に太ることもなくずっと小柄なままだったのです。
昨年末ぐらいから起きる時間が極端に短くなり、食事を摂らなくなって、この二週間ほどはトイレに起きることさえ億劫がって漏らすぐらいだったので、もう長くはないだろう、と覚悟していました。それでも寝るときは私の枕元に移動していたのが、今朝はまったく身動きできず、午後に入ってから息を引き取ったようです。
躰が小さくスペースを取らないので、色々と樹を植えた狭い庭の一角を掘って埋葬してやりました。
前述のとおり、もう昨年末から覚悟していた(寧ろ、幾つかの理由から年を越せないのでは、とさえ考えていただけに、保った方だとさえ思っています)ので、私も家族も冷静に受け止めています。どうぞお気遣いなく。ただ、ホームページに独立したコンテンツを載せてあるので、とりあえずいちど報告を載せておかねば、と思ったのです。
……ただ、それでもとうぶん須藤真澄『長い長いさんぽ』は再読できんだろうなー……。
コメント
お悔やみ申し上げます。
せめて、お家で看取れただけ良かったかもしれません。
うちもいい年だから、そろそろ他人ごとではありません。心の準備はしておかないとね。でも平気になる物でもないけどね……
ありがとうございます。24日付の日記にも書きましたが、当人冷静なつもりでもけっこー習慣が抜けずに困ってます。
猫の最大寿命は30年以上、という説もあるので、元気なうちは覚悟とか考えずに、のびのびと付き合う方がいいと思います。