本日のお買い物

　多すぎるんだ畜生。

　またしても久々、そしてとうとう二桁到達の1は、しかし大詰めが近づいています。……しかし、いま読むとこの展開はもうパターン化しているなー。2は『暗号名はBF』が名前の表記を変更、掲載誌も移しての最新作。戦国時代を舞台に、異色のくの一たちが主君を守るために奮戦する新感覚の時代劇。『暗号名はBF』の打ち切りをずっと惜しんでいただけに、復活は素直に嬉しい。3は上級生が引退する時期を迎えて多少は動きがあるのか――と思えば相変わらずな最新巻。4は三ヶ月連続の復刻２冊目。5と6はフルカラーで連載しているシリーズ、２冊目の単行本発売に合わせて旧刊である5も『BLUE』とサブタイトルをつけて復刻。ちゃんとオリジナルも持ってますが、書き下ろしがある、という言葉につられて再購入……嗚呼。

　7は『ゲッベルズの贈り物』などの著者による書き下ろし最新作。絵画を巡るサスペンスっぽい。8は未だに早すぎる死が惜しまれる叙情派ハードボイルド作家・稲見一良氏の代表的な作品集の復刻。銃器や自然に関する知識をふんだんに盛り込んで綴る人間模様は、硬質ながらも優しい手触りがあり、染みてくるような味わいがあります。この機会に手に取ってくれる人が増えると嬉しいぞ。

　9は著者のブレイクのきっかけとなったシリーズ、2000年に単行本が発売された第８作の文庫化。これもひととおり文庫で揃えているのです。……親本をリアルタイムで読めなくなって久しいですが。10は『203号室』などが好評の著者が各所に発表したホラー短編をまとめ、書き下ろしである表題作を加えた作品集。11は毎年恒例の本格ミステリ公募作品集。

　12はあだち充の不朽の名作を、長澤まさみと斉藤兄弟の主演で実写化した青春映画。あの長く名場面のふんだんな原作のエッセンスをよく抽出し、現代的な要素も織りこんで仕上げており、劇場で鑑賞したときに好感を抱いたのでDVDも購入した次第。スペシャル・エディションでは特典ディスクにアニメ版の南役・日郄のり子と長澤まさみとの対談などを収録しています。わたしが劇場で鑑賞した当時の感想はこちら。13は昨年に放送された、意外にもシリーズでは初めてのスペシャル版のDVD化。例によって“やむ落”や今年夏劇場公開される最新作のスポットなどを収録してます。

　14は舟歌の天才アテナさん＆まぁくん初登場の第６話含む最新巻。15はいよいよ演出が神憑りになってくる学園祭編の第拾七話から、キノコの侵略編第二拾話までを収録。特典は、エンディング・テーマ第二弾『ムーンライト・ラブ』の背景に使われていたイラストをあしらったトランプです――うまくツボを突いてくるなー。

　16は上で簡単ながら解説しましたので省略。……ああ疲れた。実はあともうひとつ買い物を済ませてますが、現物が入手できるのは数日後なのでとりあえず秘密。でもだいたい想像つくと思いますが。