『エンジェル・ハート』第28話 約束

 画廊で女性と喋っている夏目を見ては苛立ち、わざわざキャッツ・アイまで訪ねてきてくれたことに喜び、すっかり恋する少女になってしまいながら依然として自らの感覚に戸惑っている香瑩。だが、海外を中心に活躍してきた夏目が、ふたたび日本を離れなければならない日が近づいていた……

 今回もあんまりな作画でした。似ている似ていないを無視すれば見られる絵も随所にあるのですが、しかしそれならせめてバランスぐらい保って欲しいものです。場面によって顔の描き方が違うんだもんなー。本来なら気の利いた演出になるはずのカメラワークも、拙すぎる作画のせいで滑稽な印象になってました。

 話自体は前回と合わせて、本シリーズならではの設定を活かしたラヴ・ストーリーになっていて宜しい……はずなのですが、他のエピソードにも見られる台詞の遣いすぎが特に今回は臭みを強調してしまっていて、もう一歩の印象。最後に登場する香の台詞はもう少し短く、深くした方が効果的だったように思います。ある程度は自分で考えて、理解しないとね。

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