『ピンク・パンサー』監督:ショーン・レヴィ/主演・脚本:スティーヴ・マーティン/配給:20世紀フォックス

 本日は例によって深夜イベントがある日ゆえ、出来ればその前にレイトショーを観て辻褄を合わせたかったところなのですが、あいにく都合のいい時間帯には観たい作品がかかっていなかったので、いつも通り朝から映画鑑賞に赴きました。空模様も生憎だったので、毎度の銀座地区ながら電車にて移動。

 作品は、ピーター・セラーズの演技で名高い名物キャラクターのジャック・クルーゾー警部を、スティーヴ・マーティン主演で現代に蘇らせたピンク・パンサー』(20世紀フォックス・配給)。なんだかIMDBとかでは不評のようですが、オリジナルを充分には知らないせいもあるのでしょう、私には充分楽しい作品でした。動きと伏線の妙だけで笑わせる正統派のスラップスティック・コメディというだけで個人的には大歓迎なのです。詳しい感想は、「006も登場します。」からどうぞ。

 初日ということもあってか劇場はかなりの盛況でしたが、早めに入ったため問題なく好みの場所に着席できました。で、場の雰囲気に似合わないホラー小説を読みつつ開映を待っていると、スクリーンの前あたりをいつの間にやら入ってきたピンクの豹がうろうろしていました。何かイベントがあるのかと顔を上げて待ってみましたが、意味もなく幕の裏を覗きこんだりちょろちょろと愛想を振りまいたあと、そそくさと退場してしまいました。映画を見終わったあと、地下にある劇場から出て行くと、地上の窓口そばで佇んで訪れる観客を眺めていたので、初日を記念して来場していただけなのでしょう。写真を撮ろうかとも思いましたが、場内ではアレでしたし、窓口傍にいたときは立ち位置からして撮影しにくかったのでそのままスルー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました