新耳袋トークライブ47

 昨晩は更新のあと、約三ヶ月ぶりの新耳袋トークライブに参加してきました。毎回このイベントは天候には恵まれるのですが、久々に雨模様――かと思ったら、始まった頃にはほとんど上がっていました。陽気のせいか参加者も普段の八割程度で、いつもより身動きがしやすい。ゆったりとした気分で鑑賞。……ちなみに今回もNさんとふたりきりでした。

 今回も中山市朗氏は登壇せず、すっかり弟子扱いされているI氏が頭から終わりまで木原氏の助手兼場つなぎ役として参加。ゲストとして、この夏に公開される劇場版『怪談新耳袋』シリーズ最新作『ノブヒロさん』を監督した豊島圭介氏が登場されました。氏の作品をまだ観たことがない、という不届き者のために、TVシリーズ『怪談新耳袋』のなかから豊島氏が監督した『第七十一話 訪問者』と『第四十二話 もうひとり』のふたエピソードを鑑賞したあと、シリーズに参加した経緯や『ノブヒロさん』の裏話などについてあれこれと語られました。あれこれと話が移動したあと、締め括りあたりでにわかに「本物の“スプーン曲げ”を直に観てみたいでしょ?」という木原氏のひと言で、客として参加されていたある方が登壇、本当に鮮やかなスプーン曲げを披露されていきました。実のところ、この方はマジシャンであり、スプーン曲げ自体にもちゃんとタネがあるようなのですが、観てあそこまで解らなければ一緒です。あまりの凄さに、その後の休憩時間にも、物販の時間潰しに舞台の端っこで披露させられておりました。

 物販の目玉は『ノブヒロさん』のマスコミ用プレス付き前売り鑑賞券と、しばらく前に木原氏が発見した、件のミイラを忠実に復元したフィギュア。迷ったのですが、特別価格だったこともあって後者を購入。江戸時代には幸運招来のお札にあしらわれていたという件ですから、何か御利益があるかも知れません。気になる方は新耳袋の携帯電話用サイトの通販でご購入ください。本当にリアルなので、妖怪好きでもないと何が面白いのか解らない代物ですが。

 第二部以降は木原氏とI氏とで小ネタの応酬。土地にまつわる因縁について調査を続けているというI氏はその途中経過を報告する一方、木原氏は珍しく非常に限られた範囲から蒐集された細かな話を矢継ぎ早に繰り出してくる。あまりに量が多すぎるのでどんな順序で発表されたのかも記憶があやふやなのですが、とある家にまつわる連続する事件と、やはり最後に残していた“鏡”の話が凄まじかった。

 終了後は例によって泥のように眠り、夕方に『笑点』の円楽引退スペシャルを眺めつつ、MDに録音したものをパソコンに取り込んでおります。これで流れを確認してからアップ、というのも考えたのですが、どっちみちここで具体的に書くことは出来ないので、ま、いいでしょう。

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