きのう・おとといと中島みゆきの曲が続いたのは無意識のことでしたが、今日は意図的に選択。1993年発売のアルバムからの引用ですが、実はこれこそ中島みゆきがのデビュー曲となるはずだった作品らしい。この曲が1972年に開催されたコンテストで入選、そのままデビューとなるはずが、課題として提出された谷川俊太郎の詩『私が歌う理由』に打ちのめされて、デビューを先送りにしたそうです。以来この曲はアルバムなどには収録されないままでしたが、提供曲や自作のセルフ・カヴァーで構成されたこのアルバムで初めて日の目を見た……という展開だった、はず。ウィキペディアなどを参考にしましたが部分部分うろ覚えです。
何にしても、本格デビュー前とは思えないほど達観した詞と旋律は、近年の作品とは異なったインパクトがあり、これはこれで名曲。
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