瑞穂は科学担当の教師・冬村と恋仲だった。仕事を変えるから一緒に暮らさないか、と言われたその日の帰り道、瑞穂はイバラの化物に襲われる。イバラの蔓に覆われた部屋に閉じこめられた冬村を救うために、塔子はこの悪夢の絵解きをする……
背景とのバランスは変ですが、人物の作画はなかなか凜としていて見応えがありました。……と思ったら使い回しの映像が破綻してやがんの。困ったもんだなー。
話のほうは、まあありがちなシチュエーション。ありがちならありがちでもう少し伏線を張ってくれれば感動的な筋になったのでしょうが、気づくきっかけが抽象的すぎてあんまり響きませんでした。でも締め括りは悪くない。夢使いが扱う必然性があんまりないことを除けば。塔子の世捨て人という設定も何処かに行ってしまってるし。
絵柄も扱っている主題も好きなので見続けていますが、正直仕上がりは微妙です。どうやら12話程度で完結のようですが、どの辺までやるのやら。
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