ちょい久々の試写会、キム兄のトークイベント付き。

 夕方から電車にてお出かけ。ちょっと遠くの駅まで歩いて、地下鉄にて半蔵門へ。

 場所はTOKYO FMホール。迷うことを想定して、会場一時間も前に出て来たのですが、まったく迷わず時間が大いに余る。並んで待っているうちに、近頃猫娘2匹のせいで寝不足気味だったのが祟って、眠いの頭が痛いのの二重苦に襲われる羽目に。

 開場するといつものように前から三列目に陣取る。但し、案の定というか、映画上映専用のホールではないため椅子は作りつけではなく、前後の間隔が狭く非常に座りづらい。イベントの関係で、会場の横にてスイーツを配布していたのですが、取りに行ったり器を捨てに行ったりするたびに隣の老婦人おふたりに迷惑をかけてしまいました。すみません、尻尾までついてる私が悪いんです*1

 19時10分より、まずはトークイベント開始。お笑い芸人の中でも屈指のモテ男、ということで木村祐一氏が招かれた模様。なんで、と首を傾げる一方で、本当に女性受けがいいという噂は聞いていたので、どういう話になるのか関心はありました。まあ、女性遍歴に話を持ち込もうにも、つい先日結婚されたばかりであるため、必然的に話は馴れ初めだとか例の女性との交際の様子に繋がってしまうわけですが。しかしそれでも、随所に異性に対するさり気ない配慮をしてしまう癖があるのが話の端々に見え隠れし、なるほどモテるわけだ、と納得。

 フォトセッションを挟んで、いよいよ作品の上映開始。ものは『ショコラ』『シッピング・ニュース』のラッセ・ハルストレム監督、『ブロークバック・マウンテン』のヒース・レジャー主演、実在した稀代の“女誑し”をモデルに、18世紀ヴェネツィア恋のから騒ぎを描いたロマンティック・コメディカサノバ』(BUENA VISTA INTERNATIONAL(JAPAN)・配給)。この面子なので不安も抱いてませんでしたが、しかし予想外の方向にいい出来でした。如何にも『ショコラ』の監督らしくスウィートで爽快な展開がいい。何より、いわゆる蕩児のイメージからは微妙に逸脱し、ヴェネツィアの人々に揶揄われつつも愛されるカサノバ像を築いたヒース・レジャーの演技とその活かし方が見事でした。なんか宣伝の仕方がややミーハーっぽいのが気に掛かりますが、間違いなくいい映画ですので、ちょっとでも興味を惹かれた方はとりあえず観てみましょう。ロケによるヴェネツィアの実景も堪能できますし。詳しい感想は後日、このへんに

 映画自体は楽しんだのですが、眠気と頭痛はいよいよ酷くなり、帰宅した頃にはピークに。鎮痛剤を飲んで少し落ち着きましたが、もー今夜は見出しを付け終わったら早めに寝ます。

*1:バイク用の大きなウエストバッグを常備しているのです。

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