『いぬかみっ！』第18話　まんもすたいへんっ！

　赤道斎の狙いは啓太・薫らの霊力を吸い上げ自らのエネルギーにすることにあった。企みを見抜いて阻害する一同だったが、既に充分な力を得た赤道斎は実世界に出て行く。自らの願望に正直に生きる世界を、と訴える赤道斎を止めるべくふたたび戦いを挑む一同であったが……

　終始作画が崩壊傾向。特に後半、一瞬で日が暗くなったのには失笑しました。少し考えて構成しようよう。確かに後半、話が夜に移る必然性はあったわけですが、それにしても唐突すぎ。

　話のほうは……もはや何も言いますまい。赤道斎も某先輩も言っていることの究極は似たようなものじゃん、というのは第三者の認識で、当人たちには歴然とした違いがあるのでしょう。いや、あるのは解るが……解るが。

　まあ、幾らあれこれ言おうと、今回の白眉がエンディングテーマにあることは間違いないわけで。放送直後から周囲が騒然としていたのでどんなもんかと思っていたのですがこりゃ確かに凄い。願わくばこっちの作画ぐらいはもう少しクオリティを上げて無駄な愛を感じさせて欲しかったものですが、それは望みすぎというものでしょう。