月にあるスフィア王国から、友好のためにと、王女フィーナが地球へのホームステイを決めた。滞在先は大統領の懐刀の異名を取る穂積さやかと、その従兄弟である朝霧達也・麻衣の暮らす家。当日まで一切事情を知らされていなかった達也たちは驚愕するが……
……なんとなく観てしまったんですが、脚本の酷さに眩暈がしました。「戦争の終結により、愚かな戦いは幕を閉じた」って何ですか。いや、気持ちは解るのですが、後者の“戦い”は“諍い”とか別の表現を用いるべきでした。「頭痛が痛い」とレベル的には大して変わりない。そのあとの登場人物羅列の仕方もまるで素人みたいな綴り方で、もうあっという間にモチベーション低下。
オープニングの演出・作画の下手さで予感はしていましたが、本編のほうも酷い出来。この作画レベルで更にあんまり動かないんだもの。これは……あんまり観る気がしないなあ。キャラクターのいっそ潔いくらいに型通りの肉付けや、物語の雰囲気自体は嫌いではないだけに、勿体ない気はしますが。
そもそも、本来の放送時間帯は別にチェックしている作品(敢えて感想は書いてませんけど)と被っているので、たまたま初回だけ時間帯がずれたのをいいことに、どちらか観られるほうを残そうと思っていたので、正直こっちを切らざるを得ないかな、と。実のところ、被っているもうひとつのほうも、そんなに観られる出来じゃないんですけど、これよりはまだ少し(本当に少し)まし。
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