タイミングが合わずにリアルタイムで鑑賞できず、今日いっきに観ることにしました。また三本立てよー。
真帆が地獄送りを頼むのは、唯一の肉親である、兄・幹夫。モデルである幹夫は、真帆に想いを寄せる男が現れると、女装して接触し、横取りしてしまうのだ。しかしその動機が理解できない一目連は、しばらく真帆たちの動向を見守ることに……。
本当に支離滅裂だなー。いつもは“担当者”なんて設定していることを依頼者に伝えたりしないし、依頼のとき以外は基本的に接触しないはずなのに、なんで今回に限って一目連は積極的に話をしてるんだ?
二籠になってからは比較的モチーフはいいものを用意してきていて、今回もアイディアはなかなか。ただ、背景が伝わってこないので、その異様さも狂気も充分に届いてこない。妹に対する劣情を覆うために兄が選んだ道は、歪んでいるとはいえなかなか面白いアイディアだと思うのですが、言葉でないと説明できないのはちと拙い。
ですがいちばん問題なのは、いつもよりも更に地獄送りの手順が実態に合っていないこと。やり方もさることながら、今回ほどあいの口上がしっくり来ない回もありませんでした。ネタも狙いも評価したいし、作画も安定していたので、本当は褒めてあげたいんですけどー。
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