教会に現れる、声を失った少年・ケンジの亡霊。ひとまずジョンがいったん落としたはずが、その場に居合わせた麻衣にすぐさま乗り移ってしまう。いったん麻衣を、ケンジが父親と間違えて懐いているリンに任せて、ナルは単身調査に赴く。このところケンジの出没が頻繁になっているのはなぜなのか、ケンジ失踪は本当に隠れんぼのさなか、水路に落ちたのが原因だったのか……?
作画・演出ともに安定しているシリーズですが、今回はロングショットでちょっと気になる作画が目立ち、ややチープな演出も散見しました。まあ、これまで充分健闘していたのですから許容しましょう。
今回、尺が短いこともあってネタは簡単ですが、盲点をついていてなかなかインパクトがあります。微妙な作画・演出が多いといいつつも、肝心の見せ場ではちゃんと質を保っていましたし、EDをクリスマス特別版にするという配慮もあって、相変わらず全体での感触は良し。
で、前回の感想のとき、これで完結のようなことを書いてしまいましたが、やっぱり勘違いでした。ちゃんと次回予告出てた。ちょっと安堵。やっぱりこういう作品こそ2クールは欲しいところですし。
細かいことですが、これまでサブタイトル末尾の“#X”を“シャープX”と読んでいたのが、今回からなぜか“第X話”に変えてました。どんな心境の変化だろう。
コメント
>どんな心境の変化だろう。
あちこちのブログで間違いを指摘されまくってましたから、遅まきながら直しただけでしょう。
たぶん誤りに気づいたときにはもう制作がだいぶ進んでたのでしょうね。だから今頃のタイミングになったと。
……♯と#の違いをいま初めて知ってちょっと驚愕してたり。あああなるほどー。たしか初めてコメントいただいた方だと思いますが、ありがとうございます。腑に落ちました。