なかなか宿題が片づかなかったので今年に入ってからはずっと蟄居しておりましたが、さすがに週末ぐらいは動かないとストレスが溜まるので、生憎の空模様にも拘わらず出発。
今年最初に訪問したのは、銀座地区ではいちばん外れた位置にある、銀座テアトルシネマ。鑑賞したのは、北朝鮮による拉致事件を、アメリカ在住のジャーナリストの視点から再構築したドキュメンタリー『めぐみ―引き裂かれた家族の30年』(GAGA Communications・配給)。日本人ならば知っているような事実ばかりですが、しかしそれを飽きさせず興味深く見せる技術は見事。恐らく予備知識のない諸外国の方にも解り易く、事情を知っていても新しい切り口を見出すことが出来るはずで、かなり出来のいいドキュメンタリーでした。詳しい感想は、「でもプログラム1,000円は高いと思うんだ。」からどうぞ……資料的にもある程度使えるので、納得して買いはしましたが、でも、でもなあー!
観賞後は、諸々片付けたいこともあるのでさっさと帰宅。いつもならハシゴ出来る時間でしたし、同じ劇場で直後にかかっている作品も極めて評判がいいので観ておきたかったのですが、ちょっと先にしよう。どのみちその作品、現在は大盛況で落ち着いて観られる気がしないので、ある程度ほとぼりが醒めてからにしたいと思います。
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