報い。

 本日もまだ宿題が片づかないので基本は一日蟄居。出かけたのは昼食のときだけ。

 食べに行ったのは近所の……何と言ったらいいのだろう、基本は飲み屋なのだけど昼間は普通にランチを提供している。食堂というにはなかなか垢抜けた雰囲気なのだけどあまり入りやすそうな立地にはない、とどのつまり常連やご近所御用達のような感じのある店である。

 実はきのうも本当はここで食べるつもりでした。店頭にあった貼り紙には“5日から営業”と書いてあるのを両親が目撃していたので、んじゃ行くか、としたのですけれど、昨日の昼間は開いていなかった。が、夕方に母が通りかかった時には何ごともなかったかのように営業していたとのことで、仕切り直しでもういちど赴いたわけです。

 今日は無事に店が開いていたので、心置きなく食事を摂っていると――なんだかいつになく頻繁に電話が鳴る。出るたびに店の主人が苦笑いしながら「今日は開いてます」と断っているのです。いったい昨日は何人が空振りしたというのでしょう。

 ちなみに開いていなかった理由は、「前日飲み過ぎて寝坊した」からだそうです。思いっ切り自業自得だ。

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