ようやく落ち着いてきましたので、本日から週末の映画鑑賞を再開することに。早朝叩き起こされてから宿題となっていた感想をアップしたり急遽仕上げたりしたあと、電車にて有楽町へ。
訪れたのは昨年10月7日以来となる有楽町スバル座。鑑賞したのは、1970年代のウガンダに君臨した独裁者を、側近となったスコットランド人青年医師の視点からサスペンスフルに描き、フォレスト・ウィテカーにアカデミー主演男優賞を齎したドラマ『ラストキング・オブ・スコットランド』(20世紀フォックス・配給)。ブランクが長引いたせいで観たい映画が山積みのなか、とりあえずフォレスト・ウィテカーの悪人演技を堪能したいがためにこれを優先したのですが、意外や意外、ただ重いだけの社会派作品ではなく、娯楽映画としての文法も充分わきまえたサスペンス映画に仕上がっていました。無論そこにウィテカーの演技が大きく存在しているのも事実ながら、彼に魅せられ取り憑かれ、ついには恐怖に追い込まれるスコットランド人青年の肉付け、位置づけが効いていることも見逃せません。素材ゆえに観終わったあと、ただ“面白い”というのははばかられるのも事実ながら、社会派の映画を観る、という意識がなくとも惹きつけられることは請け合いの1本です。感想は――頑張れば今夜中に上がりそうだったんですが、そうでなくても今日は記述の量が多すぎるので明日以降、このへんにアップいたします。
観賞後ははるばる東銀座にある東劇まで移動して、試写会で鑑賞した『アルゼンチンババア』のプログラムだけ購入。ついでに向かいにある松竹ビル下のうどん屋で昼食を摂ってから帰宅。
一眠りしたあとは、おととい終了した作業についてちょっとチェックが入るとのことで、その確認作業に費やす――つもりだったのになかなか届かず、さっきやっと到着したので、詳細を確かめたのちこれから修正に入ります。その前にもひとつ更新するけどな。
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