『ラブソングができるまで』試写会。

 なんと今月3度目の試写会です。先日の『ロッキー・ザ・ファイナル』と同じ方からチケットを頂戴したものです。普段あんまりロマンティック・コメディの類は観ませんが、逆にだからこそ貰えれば喜んで観に行くのがこーいう類だったりする。「ゲームをしよう」とか人違いでずどん、とかばっかり観ていたら疲れますって。

 今回は1枚につき2名までなので、いつもの某氏を誘って有楽町へ。ちょっと早めに出かけて、先日これも試写会で鑑賞した『ブラッド・ダイヤモンド』の上映館にプログラムだけ買いに行ったり、三省堂を冷やかしたり、軽い食事を購入してから会場であるビックカメラ上のよみうりホールへ。ちょっとのんびりしすぎて、いつも座るあたりの席も埋まってましたが、ここはキャパ自体がけっこうあるので、座ること自体は問題なし。

 改めて作品を紹介すると、『トゥー・ウィークス・ノーティス』のマーク・ローレンス監督とヒュー・グラントのコンビにドリュー・バリモアを加えて描く、80年代ポップ・ミュージックの味わいをふんだんに盛り込んだロマンティック・ラブ・コメディラブソングができるまで』(Warner Bros.・配給)。ふだんあんまり観ないせいか、観ると逆に気に入るパターンが多いのですが、これもけっこう嵌りました。話自体はお約束通りではあるもののそれ故の安心感をちゃんと齎してくれて、ユーモアは程良く上品で程良く下品。何より作中描かれる80年代ポップ・ミュージックとそれを踏まえた楽曲の数々が実にいい。内容と合致していて説得力があり、徹底的にムードを再現したヒュー・グラントと作曲者は表彰ものだと思います。デート・ムービーとして最適で、なおかつ80年代ポップスや文化を巧みにユーモラスに再構築した作品でもある、心地好い1本。私はこーいうのも好きです。詳しい感想は後日、このへんに

 某氏と、これはサントラが出なきゃおかしいだろうなー、と話していたら、案の定日本盤が4/25発売予定。……うーん、買ってしまいそうな気がする。

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