昨晩、懸案を仕上げて、本日は次の作業の詳細が届くのを待ちがてら、別途棚上げしていた作業にかかる――つもりだったのに、何故か久々にゲームに手をつけて、そのまま抜け出せなくなってしまいました。……迂闊にもPC98版に近いかたちで復刻、DLのみで販売されている『同級生』(elf)なんてもんを発見してしまったがために……。
知っている人は知っているでしょうが、このゲームはＲＰＧのスタイルをそのまま恋愛シミュレーションに用いた、この類のゲームの原点のようなもので、某超有名作品でさえキャラクターの造型や根本思想はこれを踏襲しているだけ、という事実もあったり。既に現在に至る恋愛もののゲームに登場するキャラクターやストーリーのひな型がことごとく詰まっていて、久々にやってみると感心するのですが、他方キャラクターごとのシナリオが薄く、同時にゲーム期間に対して無駄な行動を多く要求されるため、やっていて面倒臭い、という欠点がある。こと現在は如何に間を埋めるか、どうやって長いプレイ時間、ユーザーの気を逸らさないか、という点で随分進化していますので、いま遊ぶと大変に疲れます。そして時間がかかります。
更に夕方、そういや買うものがあった、と思い出して秋葉原に赴いたのですが――発売日を一日勘違いしていて、収穫なしで帰宅。つまるところ今日は実質、何もしていないに等しい。作業はともかく宿題にしていた映画感想ぐらい書けよ、と思うのですがそれすら進んでねえ。
まあ、思いっ切り自堕落に過ごしたお陰で、若干ですが蓄積した疲れは抜けたようです。……遅くなりましたがこれから諸々進めよう。そうしよう。
余談ですが、『同級生』DL版を販売しているサイトでは、他にも『野々村病院の人々』『河原崎家の一族』も扱ってます。『河原崎〜』はともかく、『野々村〜』はミステリとしてもなかなか芯の通った仕上がりになっていて、いまでもけっこう面白いと思うんですが……これ以上ドツボに嵌ってもあれなので、買うとしても来月だなあ……と言いつつ既に体験版で冒頭だけ遊んでいる私。この必要以上のエロさ加減が如何にも初期elfらしくて素敵*1。
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