『地球へ…』第4話 宙からの帰還

 で、先週末に昼寝しすぎたために見逃した1回。あーやっとこ追いついた。

 記憶への干渉に、ジョミーがとうとう暴発、その能力を開花させる。ジョミーはミュウたちの想像を上回り、驚異的な速度で地球を旋回する。ジョミー救出のために飛び立ったソルジャー・ブルーと、取り残されたリオを回収するために、ミュウたちの船は危険を冒してアタラクシアにその姿を現す。戦闘に不慣れなミュウたちが苦戦するなか、ブルーはジョミーの心を呼び戻すために、自らの過去を伝えるのだった……

 どうも間延びした印象のあった前話から一転、スペクタクルと化した1話。軍とシャングリラとの戦い、ブルーの凄惨な過去、そしてジョミーの驚異的な覚醒ぶり、と男の子心をくすぐる要素満載です……原作は少女漫画だが。

 エピソードとしてのカタルシスを保持する一方で、今後の波乱も暗示した重いエピソードになってます。どうやら運命を受け入れたジョミーですが、前回に見せたガキっぷりを見る限り、まだまだ問題は山積している。だからこそ、正統派SFとして少年の成長物語として、今後も期待出来そう。

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