遂に目的地に辿りついたナディとエリス。そこは崩壊し、封鎖された街であった。汚染区域、という表示は偽りで、何かを隠していると踏んだナディたちを、案の定、ガスマスクを装着した一団が襲撃する。銃撃戦のさなかはぐれたふたりは、そこで衝撃の真実を知る……
……とは書いたが思いっ切り想定の範囲内でした。未だ登場人物の配置が不明なままなので、カタルシスにも結びついていない。折り返しに来てちょっとは変化があるのかとも思ったのですが、ふたりが旗幟を鮮明にしたことぐらいでしょうか、話としての見所は。まあ、裏読みもせずに見ていたらそれなりに驚きだったのかも知れませんけど、もーちょっと工夫が欲しかったところ。
作画・演出のクオリティは相変わらず高くて良し。シナリオ自体に余白が多すぎるため相変わらずペースがだらだらしているのが気になりますが、映像部分の仕上がりは整ってます。だからこそあーだこーだ言いながらも見続けているわけですが。
しかし今回、本編の内容よりも驚いたのは、盛り上がりの場面で頻繁に使われている曲に詞がついていたことです。クレジットには曲名など表記されていなかったようですが……さ、サントラ、買わなきゃ駄目?
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