佐々木一家を惨殺した女・お蝶と、ひょんなことから同じ牢に放り込まれた薬売り。戯れに事件の話を始めた薬売りは、「自分がやった」という証言しかしない女が、何モノかに取り憑かれていると推測するが……
座敷童子に続いて前後編、のためか展開が早い早い。明らかに主題は“結婚”ですが、その幻惑的ながら解り易い流れが巧み。……なんですが、表現がユニークすぎて理解できない人もいそうな気がする。まあ、絵解きは来週ですから、焦る必要はあるまいて。
短いながらもちゃんと珍しい薬売りの姿のままでのアクションがあり、シリーズらしい凝った演出や歌舞伎風の見せ場も設けている。今回もいい出来でございました。
しかし、致し方ないとはいえ、津波注意報が発令されたために、途中からずーっと列島図が重なっていたのが口惜しい。やっぱりこれもDVD押さえなきゃなあ……多いなあ、年末から。初夏からの大仕事の収入、かなりDVD購入に削られそうな気がしてきた……。
コメント