光太郎・園美との友人関係は発展したものの、しかし光太郎に対する恋愛感情を意識してしまった千波美は、ふたりの様子に心中穏やかではない。光太郎が蒐集したデータを園美が整理したことで、千波美の能力の正体は着実に解き明かされているのだが、そのことで光太郎が園美に素直な感謝を示すのにさえ、動揺するのだった……
あー、やっとまとにも話が動きはじめました。テンポはのろいけど。……構成的に1クールかと思いこんでましたが、これってもしかして2クールか? あと4話程度で終わるようには見えないし、キャラソンのリリースも遅いだろういくらなんでも。
もともと千波美についてはこの流れしかあり得ないだろう、と思っていたので、ここまで持ち込むのに8話もかかった悠長ぶりに驚くと共に、しかし未だにシリアスな展開の柱となりそうな要素がまだ仄めかされているだけというのは果たしていいのか。終盤でものすごーく駆け足になりそうな予感がしております。
悠長に描いている分、間を取った心理描写は見応えがあるのですが、しかしあんまり深みも拡がりもないのが問題。キャラクターの肉付けであるとか、ようやく明白になってきた関係性は、オーソドックスながら面白いと思うのですがどーもなかなか盛り上がらないのはどうしたものやら。作画や基本的な台詞などは文句がないぶん、どーにも釈然としない。
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