レンタルDVD鑑賞日記その45。

 なんか年がら年中プリキュア5ばっかり観てる気がしますが。ココが生徒から頻繁にラヴレターをもらっていた事実を知ってのぞみが衝撃を受ける第31話、りんが結婚式のティアラのデザインを依頼される第32話、益子美香がサンクルミエール通信をやめると言い出す第33話、の全3篇。

 上層部がブンビーさんたちの醜態続きにとうとう痺れを切らして実働隊再編、カワリーノが常連化して、新たな敵役が登場しました……しかし、物言いが尊大になっただけで、成果はギリンマとかとそんなに変わりないと思うんだけど、上の方はそーいうところ追求しないんでしょうか。

 もう女の子たちの見せ方はすっかり堂に入ったものですが、第32話でそれぞれが思い描く理想の結婚式を並べて、個性の違いを浮き彫りにしているのがこのくだりでは出色です。基本、相手が出て来ていないのに、のぞみは例によって食欲に傾斜した理想を描いている癖に隣にはかなり具体的な人が立っているのが特に。こまちもその気になれば具体像が出て来る立場ですが、作家志望という肉付けの都合で、いちばん酷い筋書きを思い描いているのがまた面白い。

 エド・ハリスの長篇映画監督第2作である西部劇、密かに楽しみにしていたのですが、DVDスルーになってしまいました。でもすっかりレンタルで観るのが習慣づいたので私の場合は問題なし。

 第1作からして丁寧に作っていたので、たぶんそーだろうと思っていた通り、地味だけど濃厚な仕上がりです。西部劇というわりには銃声も血飛沫も控え目、銃撃戦もおおかた一瞬で決着がつきますが、そこへの道のりが丹念なぶん、一瞬で虚無感も爽快感も表現しているので、非常に印象的。進行がまったりしているだけに、あんまりハマらない、という人も多いかも知れませんが、仕上がりは優秀。……観られたのは嬉しいけど、でもやっぱり短期間でも劇場でかけて欲しかった、とは思う。

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