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- capsule『music contoroller』 [amazon]
- 同 『ハイカラ ガール』(1と2、YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS) [amazon]
- 和幸『和幸ゴールデン・ヒッツ』(COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT) [amazon]
- さだまさし『Mist [初回限定盤]』(Free Flight/U-CAN[発売]/Universal Music[販売]/1〜4、CD) [amazon|通常版:amazon]
突如としてCDフィーバー。amazonで注文した1と2が届くのは明日のはずだから、今日は予約してある明日発売の3と4を回収してネタにしよう、と思っていたのですが、予想よりも遥かに早くamazonから届いてしまったのでこんなことに。いくら1枚シングルだからって、4枚も一気に聴けないよう。
見出しに引用した1は2002年にリリースされたマキシシングル。のちに発売されたアルバムにリミックス版が収録されていて、オリジナルも聴きたかったのですが、不思議にもマキシシングルでしか出ていないと気づき、amazonで現役だったのを幸い、注文してしまいました。引用した表題作の洒落た歌詞と歌謡曲タッチのメロディも優秀ですが、カップリングもヒネリが利いていて良質。
2は最初のアルバム。いまと異なり、デジタル・サウンドよりもガールズ・ポップとして徹底されているそうで、実際歌詞カードも最近の作品よりちゃんと作ってあり、確かにちょこっと趣が違う。ドラマが始まってしまったのでまだ聴いておりませんが。
3はサディスティック・ミカ・バンドやフォーク・クルセダースなどで多くの名曲を残している加藤和彦と、THE ALFEEの一員であり傑出したフォーク・ミュージックの知識により半ば生き字引と化している坂崎幸之助が結成したスペシャル・ユニット。海外で活躍した伝説のコンビ、という体で曲それぞれにシングル・ジャケットを偽造して嘘の経歴を並べ立てたジャケットの遊び心からして素敵ですが、楽曲も新曲・カヴァー織り交ぜて往年のフォーク&ロックの雰囲気を濃密に感じさせる佳曲揃い。
4はさだまさし今年のニューアルバム。多すぎるのでこれもいままさに聴いているところなのですが、すっかり曲の雰囲気は安定して、安心して聴いていられそうな感じ。しかしこのアルバム、ファンとして最も注目すべきはソロ・ヴァイオリンかも知れません。毎回何曲かでさだまさし自身が演奏していましたが、今回五十肩でヴァイオリンを持つのが難しく、代わりにソロを弾いているのが“大陸”という人物なのです――これでピンと来る人ならとりあえず聴け。あと個人的には、『窓』という曲が寺岡呼人作曲だという点がちょっと面白かったり。とりあえず政宗九さんは聴いといたほうがいいと思う。
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