『ゲゲゲの鬼太郎』第13話 奮闘!ぬりかべ用心棒

 ぬりかべが砂かけ婆の長屋を出て、一軒家を建て始めた。彼が持ち込んだ建材に一部、人間界で金を払わなければならないものが混ざっていることに気づいた鬼太郎が探ると、ぬりかべはねずみ男の斡旋で妖怪退治をしているのだった。その最中、襲撃した奇妙な妖怪の攻撃を受けたぬりかべは重傷を負う……

 なんか脈絡の悪い話だなー、と思っていたら……油断しました。終盤笑いっぱなし。そう来るか! そんな手を使うか! そりゃ鬼太郎たちも枠線超えてたまげるよ! しかも声が田中真弓ってどんな冗談だ!!

 正直、ぬりかべ周辺のネタで勝負をかけた結果、せっかくの敵方のアイディアがほとんど効果を成さなくなってしまったきらいがあって、ただただ勿体ない。バラバラになって鉱石に埋め込まれている、なんて活かそうと思えば色々あったと思うんですが。

 それにしてもここ数回は話の奥行きも浅く、作画の質も落ちていてちょっと気になります。2年ぐらい続ける、という話を仄聞したのですが、ならばなおさらもう一段ぐらい底上げしてくれないかなー。

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