どうやら、切り離された先頭車両に導かれた人々は、いずれも男装の新聞記者・市川節子の死に何らかの関わりがあるらしい。現れた物の怪を斬るために、おもむろに容喙した薬売りの前で、各人が事件との関わりを打ち明けていく――が、その矢先から、ひとり、またひとりと車外にいる化猫の餌食となっていき……
うーん、今回はちょっと抽象的すぎるか。狙いはなんとなく解るのですが、さすがに1話費やして提示される新しい情報が少なすぎる。描いてはいるのですけど、概ね想像の範囲内であるので、ちょっと物足りなかった。映像的な趣向も、わざわざ時代をすこしずらしたにしては従来と近すぎましたし、他方個性的な部分はちょっと騒々しすぎた。
とはいえ、本当の解決は次回なのですから、とりあえず態度は保留しておきましょうか。それにしても薬売りさん、助ける気皆無だよな。
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