ラジカセが壊れて憂鬱な葉月のために、身の回りで修理が出来そうな人がいないか――と探した結果、辿り着いたのは涼と風のコンビ。夏海は様子を見に行くが、空は「日曜日、晴れているから」という理由で断るのだった。
なんか人が涼風涼風言っていたらとうとうメインの回が来てしまったようで。空の単独行と同時進行という体裁ですが、想像以上に活躍してくれて嬉しい限り。真面目に直さないのかと思いきや、ある意味とても“粋”なところまで魅せてくれるあたりが素敵です。なんか面白いを通り越して格好良くさえあったぞ。
でも後半はやっぱり空が中心。相変わらずマイペースで、でも妙にそれが人を不快にしない彼女の行動を追っていく。第1話以来久々に登場した少女の存在がその和やかな空気を増幅してます――それ故に後半は特に『ARIA』別ヴァージョンみたいな趣が強まってましたが。
前回の時点ではちょっと不安を覚えてましたが、終わってみると個人的には非常にいい手応えのある1話でした。……しかし、面白いは面白いが、いよいよ涼と風の謎は深まった気が……なんであんなに息が合ってるのか、なんであんなやり方を相談もなく出来るのか。
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