『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』を観てみた。

 体調が悪かったわけでも、映画を観に行ったりして時間がなかったわけでもなく、ただただ腑抜けているだけの1日でした。お陰で映画感想も仕上がらなかった……のはまあ、そんなふうに腑抜けている状況で、手を抜けないイーストウッド監督作品の感想だったせいなんですが。

 ただまるっきり何もやっていなかったわけではなく、依然としてハードディスクを圧迫している録画データの整理と、気になっていたアニメをぽつぽつ眺めたりしていたわけです。

 前期は4作だけ録画していて、何だかんだでリアルタイム鑑賞していたのは『スペース☆ダンディ』だけ、あとは放送終了後、時間を見つけてちまちま消化していました……その前はほとんどほったらかしだったんですから、これでも随分ましなんだぞ。まずぜんぶ鑑賞したのは『黒執事 Book of Circus』、こちらはもーちょっと過程にイベントが欲しかった、と思いつつも、ダークな結末まで含めて楽しかった。

 しかし、きょう観終わった『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』は、リアルタイムで観ていなかったことを後悔するくらい私好みでした。アイドルもの自体けっこう好きなんですが、地元振興のための密着型アイドル、という設定が生むユルさ、暖かさが大変に快い。それでいて、賃金が税金から支出される時給のみだったり、やってることがまるで芸人みたいな体験レポートだったり営業だったりで、話が進むまでオリジナルの曲さえない、という妙な生々しさがまた、一般のアイドルものとは違う面白さを醸している。

 時間を見つけて鑑賞してよーやく今日、全12話を消化したんですが……困ったことに、もっと観たい気分になっている。先月末にリリースが始まった映像ソフトにはオリジナルエピソードも収録されている、と聞いて、本気で心が動いています……今月は久々にちょっと余裕がある、とはいえ、予定外のアニメシリーズを購入してしまうとけっこうしんどくなる。急がなくても、OAVつきのものはまだ入手出来そうですが、封入されているらしいイベント優先申込券の期限が……なんてことに本気で悩むくらいに気に入ってしまったのでした。

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